朝日記で自分の感情と向き合う【モーニングノート】

「自分の気持ちがよくわからずモヤモヤしている」

忙しすぎる/日々がとりあえず過ぎる/毎朝、起きて会社に行くのがゆうつ/頭がスッキリしない/無力感に苛まれる/自分に価値がないのではとおもうときがある

あなたの気持ちは、どこに当てはまりましたか?
多くのひとは、日々生きるなかで、さまざまな気持ちにぶち当たるとおもいます。

そうしたモヤモヤは、モーニングノートをやることで変わるかもしれません。
きっと明るい未来を描くきっかけになれるとおもいます。

★記事の信憑性
モーニングノートを4か月続けたことで以下のことが見えてきました。

「自分が今どこにいるのか」 
「ほんとうの自分の気持ち」

半年前の自分を振り返ると、「気持ちがモヤモヤする」、「何となくいまのままでよいのかな」という気持ちを持っていました。「本当はこのままで良いと思ってない」「変わりたい」けど、「自分がどこにいるのか」「自分がなぜそう思うのか」がわからなず悶えていました。

「変わりたい」けど「変われない」このギャップから、無力感に苛まれていた日々。それを変えるたくて始めたのがモーニングノート。

この記事は、悩んでいた過去の自分に向けて書きました。
記事を読んだ後、みなさんがワクワクする前向きな気持ちになれたら幸せです。

目次

頭にモヤモヤがある状態について・その原因

あなたはいま、どこにいますか?

「いまの自分の選択に後悔」「これからどう生きていこうか」と考えていますか?
自分の核がないと、答えのない沼にハマってしまいますよね。

著者は、モーニングノートを始めるまえ、これからの人生どう生きていきたいかが分からず、違和感を感じながら、毎日朝が来れば会社に行く日々を過ごしていました。(当たり前ですね・・)

モヤモヤする原因

「モヤモヤする」「違和感を感じる」「自分の生き方はこの生き方じゃない」「こんなことするために、自分は有限の時間を使っているんじゃない」

それはあなたが、今の現状に違和感を感じていて、「本当にここにいるのが正しいのか」疑問に感じているからだとおもいます。

それは、あなたの心が今の状況に納得していなくて、心の奥底に潜んでいる本当の自分の気持ちがウズウズしている状態なのではないでしょうか?

多くの人は行動にしか意識が向いていない

人生は「思考」「感情」「行動」でつくられています。

しかし、私たちは、毎日忙しい日々を過ごしています。
そのため多くのひとは「今日やること」「スケジュール」に追われる日々を過ごしています。それらはすべて行動です。行動管理がベースになっています。

自分の行動にしか意識が向いていない状態です。

日々一生懸命生きてるし、行動しているのに、「なにか違和感」を感じたり、「このままでいいのか」と不安になるのは、自分の感情や思考が、行動に追いついていないサインなのかもしれません。

思考や感情を見落としたままでは、人生が思い通りにはいきません。
その理由は、「自分に流れる感情・思考が人生のクオリティを決める」からです。

幸せになるために必要なのは感情と思考を行動に移すことです。

なぜモーニングノートが人生を変えるのか?【ポイント】

「書くこと」の有効性 

「書く」ということの有効性はなんでしょう?
それは、紙とペンで書くことです。

現代では、パソコンやスマホを使って日記を書くひとも多いのではないでしょうか?

文章をつくる目的においてはどちらも同じですが、その意味や効用が全くちがいます。

自分が書いた文章は、自分の手でつくりだした(自分自身が生み出した文章)になります。
実際に手を使って書いていくので、キーボードをタイプして書くよりも、自分が書いた文章、その言葉ひとつひとつを、かみしめることになります。
頭と心が繋がった状態をつくりだし、自分自身の潜在意識と深く繋がるのです。

心に潜んでいる感情に出会い、自分の中にぼんやりと漂っている・奥底にあるものを引っ張り出す、気づく(認識する)ことができるのです。

文字を紙に書くことは、自分の中に漂っている何かを実現化させる効果があるのです。

「手書き」の有効性

私たちは、普段スマホやパソコンで何かしらの言葉や文章を書いていますよね。
紙とペンで書くこととは何が違うでしょう?

手書きで書くことがなぜ有効なのか?
それは頭の回転を適当なスピードに落とすためです。

パソコンやスマホで文章をつくるとは、速度が早すぎて自分の思考や感情が追いつきません。
あなたの脳の思考を見るのにパソコンやスマホのタイピングでは早すぎるのです。
正直、書いた気にはなりますが、脳にとっては早すぎで、感情や思考を処理できていない状態です。

手書きでゆっくりと書くという状態は、頭の回転のスピードを落とし、自分の内なる思考とあなた自身が繋がっていきます。自分のなかに眠っている深い思考の部分と出会うことができるでしょう。

【関連事項】
※頭の回転早い場合、トルクが弱くなる

つまりパワーがあまり出ない

※頭の回転を落とす、トルクが強くなる

つまりパワーが強くなる

(例)人の話をゆっくり聞く人の言葉は、頭の回転を落とすことができます。

→そうすると結果、トルクが強くなって、深く考えたモノの考え方をすることができます。

戦闘思考力 岡田斗司夫

「思考と感情の整理」の有効性

ノートに書くことによって、自分の思考と感情を意識し、把握することができます。

モーニングノートをはじめると、いままで行動にしか意識が向いていなかったことから、自分の思考と感情に気付きます。よって、自分自身の本当の気持ちに気が付くことができます。

自分の感情と思考と向き合う習慣ができれば、自分のパターンも見えてきます。

「朝やること」の有効性

朝の方が気持ちが前向きだからです。
夜は今日一日を振り返る時間になりがちなので反省が多くなりがちです。

朝やることで、一日のスタートをスッキリした気持ちで生きることができます。

しかし、今まで夜やることが日課だった場合はどうでしょう?
もちろん、夜やるほうが良いひともいるとおもいます。

一番たいせつなのは、「現在の自分をじっっくり深く見直す」ことです。

あなた自身に親切で優しくしてあげましょう。
敵はあなたのうちなる完璧主義者です。

「理性脳を排水する」ことの有効性

人生は「感情」「思考」「行動」3種類あると書きましたが、そのなかの「感情」「思考」には、実はさらに2つの思考パターンがあります。それは

①理性脳
②アーティスト脳 です。

理性脳

理性脳とは、人類が生き残るために必要なことを考える脳です。
この脳は、「やるべきこと」「合理的かどうか?」「何をやっていい」「やってはいけない」「あいつに従った方がいい」など、人類が生存していくために必要な脳の思考です。全て理性が判断しています。

アーティスト脳

アーティスト脳とは(生存という意味で直接的に、生きる役には立ちませんが)自分のなかにあるワクワクを探し求める脳です。あれやりたい、これやりたい、何か思いついたり、試したくなったり、真似たくなったり・・・自分の中の「多様性」「幸せの方向性」「可能性」を探し求める脳の思考です。

両者は、脳内でバランスをとっているような気がしていますが、実はバランスをとっていません。

人間は、15歳以降、理性脳が強くなっていく傾向にあり、アーティスト脳は次第に理性脳の後ろに隠れてしまう傾向があります。
わたしたちは大人になっていくうちに「合理的かどうか」「損がないか」「間違ってないか」という思考が中心になり、理性脳の言うことを聞いて生きるようになっています。

人生を生き抜く点においては、理性脳のほうが有利です。
しかし、あなたが本当に幸せになるためには、アーティスト脳を呼び起こすことが必要です。

モーニングノートをやることによって、頭のなかにある理性を吐き出すことができます。
そして、心の奥底に眠っている自分のなかのワクワク(=アーティスト脳)を引っ張り出すことができるのです。

体験談 【4か月続けて感じた自分自身の変化】

自分との対話ツール

始めた当初は半信半疑ではじめた、モーニングノートでした。
「自分の気持ちを思考のながれに沿って書く?」「A3のノートに3ページ?」

正直、量も多いし、そんな書くことあるのか?とおもっていました。

とりあえず、半信半疑でやってみたモーニングノート。

初日、朝起きてやってみると、違和感というか、少し恥ずかしい気持ちもありました。
ただ「まあ、誰に見せるわけじゃないし、思ったまま書いてみるか」というところでスタートしました。

実際にやってみると、時間はかかりましたが、思ったより書くことができました。
ただペンで流れで書いているだけですが、自分の脳のなかにある意識と自分自身が繋がるような気がして、書いた後とてもスッキリとした気持ちになり、今日を前向きに生きよう!と思えました。

いまでは、モーニングノートは、自分の人生を生きていくために、思考と感情を整理する大切なツールです。
はじめは、一度書くのに40分以上かかっていましたが、今では30分かからずに書けるようになりました。

このように 「書いた後のスッキリした気持ち」「モーニングノートにかかる時間」を認識&体感することで、少しづつ、1つづつ、自分のことを知るようになりました。

モーニングノートの記録が積み重なっていくなかで、自分の人生は日々の積み重ねだと気づくこともできました。

ぜひこの気持ちをあなたにも感じてもらいたいです。
きっと人生がよくなるとおもいます。

モチベーション


わたしの場合は、「自分が今日という一日をどう生きるか」「その指針や意気込み」を書くことが多かったので、実際によりモチベーションが高い状態で生きていけることに気付きました。

今日も、一日を前向きに明るくスタート出来ています。

明るい未来

感情をそのまま書くことで、「やりたいとおもっていたこと」「これからどう生きていきたいか」「そのために何をするべきなのか」がゆっくりと、確実にみえてきました。

わたしにとって、モーニングノートは、一日の良いスタートを切るのに必須のアイテムです。
いまでは、「人生は日々の積み重ねだ」という気持ちのもと明るい前向きな気持ちで生きています。

最後に「本の紹介」

いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

著者:ジュリア・キャメロン(Julia Cameron)
エマ・ライブリー(Emma Lively)
翻訳:菅 靖彦 (すが・やすひこ)

若い日の夢は、人生の午後に叶うもの。始めるのに遅すぎることはない。
多くの人の人生を変え、30年で400万人が読んだベストセラー『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の[大人編]です。モーニング・ページ、アーティスト・デート、ソロ・ウォーキング、メモワールという4つの手法を通じて自分らしい、創造的な生き方を模索していきます。続編として、熟年期を迎えた人たちをターゲットに書かれていますが、自分を見つめなおし、創造的な人生を再度構築していくすべての人に役だつ本です。
この本を読んであなたも、躊躇していたこと、照れくさくてできなかったことを、始めてみませんか?

「時間があったら世界一周してみたい」
「時間があったら~してみたい」

ずっとやりたかったことをずっとできていないのはなんでか?
それをやるためにどうしたらよいか? を整理する本です。

この本を通して、あなたが自身の本当のアイデンティティを取り戻して、本当にやりたかったことをやるために大事な作業を伝えてくれています。

4つのルーティン

本書で紹介しているのは以下4つのルーティンを生活のなかに取り込むことです。
この4つを行うことで、自分自身の自信を取り戻し、自分が歩んできた道を振り返り、本当に自分がやりたかった願望を見つけ出すことができるでしょう。

  • モーニング・ノート
  • アーティスト・デート
  • ソロ・ウォーキング
  • メモワール

4つの手法を通して、自分らしい、創造的な生き方を模索していきます。

※概要を知りたい方は中田敦彦のYoutube大学を
ちなみにわたしは、この動画をきっかけで知りました。

「モーニング・ノート」やり方 ※簡単に紹介

  • 毎朝行う
  • 朝一番に行う 
  • ノートA4 手書き (パソコンで打ったらいけない)
  • 1日3ページ

①朝思考の流れを思いつくままに書く 
②何を考えていて、何を考えたくないか
③何を気に病んで、何をモヤモヤしてるか ありのままの気持ちのまま書く 
思考の中のゴミを取り除く

頭のなかにあるモヤモヤを取り除くことで、思考が整理され、自分がやりたいことに近づけます。

まとめ

「あなたは、どうしたいの?」

いかがでしたでしょうか?
聞いた当初は半信半疑でしたが、実際に始めるとすぐに自分のなかに変化があることを体感しました。

いままで「こうするべき」「ああするべき」「あれはダメ」「これはダメ」と言われてきた26年間。
「みわちゃんは、どうしたいの?」と親、周りから聞かれることは一切なく、一番身近な自分ですら、わたしは、わたしに一度も問いかけたことがありませんでした。本当にありませんでした。

だから「社会的にこうするべき」「こうあるべき」という基準に従って、自分の気持ちが心の奥底にしまわれていたような気がします。それがゆえ、今となってはわかること=内面の気持ちが分からず、社会の価値観のなかで、確実なズレを感じ、それが違和感に繋がっていたんだと思います。

でも、モーニングノートを使って少しづつ気持ちを出していくことで、「自分はなにをしたいの?」に自分自身が気付くことができるようになりました。

実際に、「いいな」「気になるな」という方がいらしたら、ぜひやってみてください。
「実際にやってみる」行動に移すことで、はじめて、あなた自身が良さや悪いさを含めて感じることができます。

試してみて、自分のあった量やスタイルに変えていったらよいと思います。
何より大切なのは「継続すること」です。可視化され、積みあがっていくのが目に見えることで、あなたの自信にもつながります。

みなさんが幸せに生きるための、きっかけになれれば嬉しいです。

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